勉強ノート

診療中に気づいたClinical Questionについて、自分なりにまとめています。間違いがあったら教えて下さい。

"wide QRS tachycardia”の鑑別

可能性があるのは以下の5つです。
基礎心疾患、QRS波形、頻拍の特徴から診断できる場合が多いです。

  1. 心室頻拍
  2. 変行伝導を伴う上室性頻拍
  3. 変行伝導を伴う心房細動、心房粗動、心房頻拍
  4. 副伝導路を有する心房細動、心房粗動、心房頻拍
  5. 副伝導路の逆向性回帰性頻拍

房室解離がある場合は心室
(P波が不明でも、心房から伝導した正常の心室興奮波があると房室解離)

心室頻拍の可能性が高いQRS波形

  • 幅が0.14秒以上
  • 左軸偏位(aVfで陰性成分が強い)
  • 右脚ブロックの場合
    • V1が単相性か二相性
    • V6がQSパターンかR << Sパターン
  • 左脚ブロックの場合
    • V1のR幅が > 0.04秒
    • V6がqRパターン