可能性があるのは以下の5つです。
基礎心疾患、QRS波形、頻拍の特徴から診断できる場合が多いです。
- 心室頻拍
- 変行伝導を伴う上室性頻拍
- 変行伝導を伴う心房細動、心房粗動、心房頻拍
- 副伝導路を有する心房細動、心房粗動、心房頻拍
- 副伝導路の逆向性回帰性頻拍
房室解離がある場合は心室性
(P波が不明でも、心房から伝導した正常の心室興奮波があると房室解離)
心室頻拍の可能性が高いQRS波形
- 幅が0.14秒以上
- 左軸偏位(aVfで陰性成分が強い)
- 右脚ブロックの場合
- V1が単相性か二相性
- V6がQSパターンかR << Sパターン
- 左脚ブロックの場合