2015-01-16 ICLS 除細動器を使用する際のポイント ICLS JMECC パッドの種類 小児用パドルは体重10kg以下(1歳を上限にしているため、乳児でしか使用できません) 成人のものを小児に使用は可、逆はダメ 除細動の出力(心室細動) 単相性と二相性では,二相性のほうが除細動効果が高いです。 二相性は150〜200J(機種毎に推奨エネルギーが違います) 150Jと200Jでは除細動効果に違いは見られません。 単相性は360J 小児の除細動 初回は2〜4J/kg 単相性、2相性ともに 2回目以降は4J/kg 除細動、心室細動以外の出力について 二相性:初回は100〜120Jが望ましい(心房粗動、発作性上室性頻拍は50Jからで可) 単相性:心房細動は100J、持続性では360J、単形性心室頻拍は100J、心房粗動、発作性上室性頻拍は50Jからで可 多形性心室頻拍は非同期で高エネルギー(二相性は150〜200J、単相性は360J)でショック