EBMを実践するためのPICO/PECO
まず臨床上の疑問について整理します。
- それは背景疑問なのか前景疑問なのか
- 背景疑問:一般的な知識に関する疑問
- 前景疑問:個別の患者における疑問
- 解決方法
- 背景疑問:標的疾患を5W1Hで定式化し解決
- 前景疑問:クリニカル・クエスチョンをPICO/PECOで定式化し解決
- PICO/PECO
- Patient:どんな患者に
- Intervention/Exposure:何をして
- Comparison:何と比較して
- Outcome:どうなるか
- PICOで定式化した疑問を分類する
- 治療
- 診断(頻度、確定診断、除外診断)
- 予後(自然経過、他疾患と比較した予後、疾患内の予後因子)
以下は参考にした本です。
ステップアップEBM実践ワークブック―10級から始めて師範代をめざす
- 作者: 名郷直樹
- 出版社/メーカー: 南江堂
- 発売日: 2009/07
- メディア: 単行本
- クリック: 11回
- この商品を含むブログ (1件) を見る
これまで多くの論文を流し読みしていましたが、このような方法(型)を意識しながら問題を分類すると、より頭に定着しやすいですね。また、臨床のどこに役に立つ論文なのか分かるようになりやすいです。